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清酒のルーツを訪ねて 奈良~伊丹 伊丹編

前回からのつづきです、清酒発祥の地奈良を訪れましたが、もう一カ所清酒発祥の地が有ります、そこは兵庫県伊丹市です

こちらにも清酒発祥の地の記念碑が有りました

伊丹市の酒造りは室町時代から始まりました、その後江戸時代に鴻池氏が奈良の清酒技術を進化させ品質良く量産出来るようにしました

そのお酒は江戸へ運ばれ伊丹酒が将軍御用達になるなど大ブームを起こします、この事で伊丹が清酒発祥の地とされる由縁となりました

鴻池氏は樽廻船などで富を築き、現在に至ります

しかし、灘五郷のお酒が宮水等で品質良く量産され始めると段々伊丹酒も生産量が減り全盛期60蔵も有りましたが現在は3ブランドの酒蔵が残るのみとなりました「白雪」「老松」「大手柄」となります(自家製造は白雪のみ)

大手柄酒造本社前には水を汲める場所が提供されています(しかし、今はPFASを検査の為汲めません)

また「伊丹諸白」「灘の生一本」は日本遺産に認定されました、諸白とは日本酒醸造工程において麹米と蒸米の両方に純白米を使った製法の事を言います

伊丹市宮ノ前地区には旧岡田家の店舗、酒蔵が保存されています見学してきました

大変勉強になりました(≧▽≦)

今回、清酒発祥のルーツを訪ねてみて改めて日本酒に興味が湧いてきました

今、日本酒は国内のみならず全世界に出荷されています、日本の文化として日本酒を守られてより良く進化し世界中でもっと評価されて欲しいと思いました